11月10日には「技能の日」「エレベーターの日」「トイレの日」「かりんとうの日」など、暮らしを支える技術や習慣にまつわる記念日が重なっています。

ここではその由来や意味を丁寧に解説致します。
技能の日🛠️
職業技術の価値を振り返る日
この日は、1971年に 厚生労働省 が制定した「技能の日」です。
1970年11月10日に日本で初めて「技能五輪(国際職業訓練競技会)」が開かれたことが背景にあります。
暮らしに根ざす“技”を見直すきっかけに
職人技、IT技術、家事の工夫など、技能=特別な能力ではなく“熟練・工夫・習慣”という側面もあります。
11月10日は、身近な“技能”に感謝する日として捉えてみましょう。
エレベーターの日🔼
日本初の電動式エレベーター公開の日
1890年11月10日、東京・浅草の「凌雲閣(りょううんかく)」にて日本初の電動式エレベーターが一般公開されました。
これを記念して、1979年に 日本エレベーター協会 が「エレベーターの日」を制定しています。
見えにくいけれど影響大の“昇降技術”
私たちが日常で階を移動する時、気づかないうちにこの技術が支えています。
11月10日は「知らずに頼っている技術に目を向ける日」としても良いでしょう。
トイレの日🚽
日常の“当たり前”を見直す日
「いい(11)ト(10)イレ」の語呂合わせから、この日を 日本トイレ協会 が「トイレの日」として制定しています。
快適な暮らしを支える“空間”に意識を
トイレは“用を足す”だけの場所ではなく、衛生・プライバシー・快適さを備えた暮らしの一部です。
この日を機に、家や公共のトイレ環境を少し見直すのもおすすめです。
かりんとうの日🍬
伝統の味にちなんだ日
「かりんとう」の棒状の形を「11」で、砂糖の「糖(10)」から「10」と読み、「11-10=かりんとう」という語呂合わせで、 全国油菓工業協同組合 が「かりんとうの日」を制定しています。 雑学ネタ帳
身近な“おやつ”から暮らしを豊かに
昔ながらのお菓子にも“文化”や“技術”が詰まっています。
11月10日は、かりんとうを味わいながら「暮らしに溶け込んだ良さ」を再発見する日にもなります。
まとめ|11月10日は「技術・暮らし・味わい」を見つめ直す日
職人の技、昇降の技術、衛生の技、伝統の味。11月10日はこうした“支えられているけれど当たり前になっているもの”に意識を向けられる日です。

今日ひとつテーマを選び、「小さな感謝」や「少しの見直し」を添えてみると、暮らしがちょっと豊かになります。
