10月16日はこんな日｜「食と色と辞書」が重なる多彩な一日

10月16日は、記念日や歴史、著名人の誕生・死去が重なる日です。

世界食糧デーやボスの日だけでなく、「人と色の日」「辞書の日」など、暮らしや文化に根ざした記念日も存在します。

主な記念日・記念事象

世界食糧デー（World Food Day）

1945年10月16日、国連食糧農業機関（FAO）が設立された日です。

これを記念して、飢餓や栄養不良、食料安全保障などの課題を世界的に考える日になっています。

辞書の日（Dictionary Day）

アメリカの辞書編纂者ノア・ウェブスターの誕生日（1758年）が由来。

言葉や辞書文化への関心を高める日とされています。

ボスの日（Boss’s Day）

アメリカ発祥の慣習で、仕事の上司に感謝を表す日。

1958年にパトリシア・ベイズ・ハロスキーが父親の誕生日を記念して始めたと言われます。

人と色の日・自分色記念日

「ヒト（10）イロ（16）」の語呂合わせで命名。

個々人に似合うパーソナルカラーを見つけ、魅力を引き出すことを目的に制定された記念日です。

その他：世界脊椎デー、国消国産の日 など

骨や関節の健康意識を高める「世界脊椎デー」もこの日に設定されています。

また、「国消国産の日」など、農産物の国内消費を促す日ともされます。

歴史に刻まれた10月16日の出来事

マリー・アントワネットの処刑（1793年）

フランス革命期、王妃マリー・アントワネットがこの日ギロチンにより処刑されました。

ウォルト・ディズニー社の設立（1923年）

ウォルト・ディズニーとロイ・O・ディズニーの兄弟が、アニメーション基盤の企業を設立。

やがてエンターテインメントの巨人へ成長します。

キューバ危機の始まり（1962年）

米国の大統領ケネディが、キューバ国内にミサイル基地が存在するとの情報を得たとされ、この日からキューバ危機が本格化。

その他の歴史的事象

• 1781年：アメリカ独立戦争中、ワシントン将軍がヨークタウンを攻略。

• 1859年：ジョン・ブラウンがハーパーズ・フェリー襲撃を指揮。

• 1978年：カルロ・ヴォイティワ大司教が教皇ヨハネ・パウロ2世に選出。

誕生日・著名人

• 伊藤博文（日本の政治家、初代内閣総理大臣）／1841年生まれ

• オスカー・ワイルド（イギリスの作家）／1854年生まれ

• Günter Grass（ドイツの作家）もこの日に生まれたとされます

• ノア・ウェブスター（辞書編纂者）／1758年生まれ

また、この日に亡くなった著名人も歴史に名を残しています。

まとめ｜10月16日は「食・ことば・彩り」に注目する日

10月16日は、世界の飢餓と栄養を考える「世界食糧デー」から始まり、言葉の力を尊ぶ「辞書の日」、人の魅力を引き立てる「人と色の日」など、私たちの“暮らし”に近いテーマが並ぶ記念日が多数あります。

また、歴史を変える事件や文化を築いた人物の物語が重なる日でもあります。